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小・算「距離」文章題①

どの数と数を掛けるのか割るのか?

小学生が苦手とする文章題の一つに「距離」の問題があります。

学校では、テントウムシ、きはじ、みはじ等言い方は色々あるようですが、「距離」に関する問題の重要な3つの要素である、距離(みちのり)、速度(はやさ)、時間を、演算規則(×、÷)と合わせた関係図で解くことを教わっています。(そうでない学校もあるようですが)

この図を理解して、間違いなく問題が解ける生徒はいいのですが、「みはじ、知ってる」と言っているのによく間違えてしまう生徒も少なくありません。

教える学校側としては、3つのキーワードを当てはめて、覚えたはずのやり方で計算すれば、間違えるはずがないと考えているのですが、残念ながら、すべての生徒が正解できることになってないのが現状です。

理由は、授業でよく聞いてなかった、理解する前に次の単元にいってしまった、授業ではわかったが忘れた、など色々あるとは思います。

まず、ここでは、完全に正解が出せない生徒がどのようにして、問題を解くのかをあげてみます。

どうやって解いているのか?

間違いが多い生徒の解き方をよく見てみると、多くの生徒は文章題の文章をよく読みません。ぱっと文を見て、文の中に出てくる数を適当に割り算を使って計算し、出た数を答えとしていることが多いです。

ただ、ここで文章をよく読むように指導しても、問題ができるようになりません。試しに、一緒に問題を解いてみると、正しく式を立てて答えを出せない場合が多いのです。(もちろん、落ち着いてやれば正解できるそそっかしいだけの?生徒もいます)

できない生徒の多くは、「距離」の文章題に対して苦手意識が先に立って、文章をよく読みません。
問題を見た途端「適当な数(文章に出てきた順番に数)を割り算する」といった、あてずっぽタイプがいます。

他に、「答えはきっと整数もしくは簡単な分数になるだろうから、割りやすい数を組み合わせて計算する」、「出題の傾向として掛け算よりも割り算で答えを出す問題が多そうなので割り算してみる」など、意外と戦略的な方法を取ったりしています。(残念ながらなかなか正解しませんが)

それでも、教科書や問題集の確認テストレベルであれば、いくつかの問題は正解できるので、まるっきり自分がわかってないとは思っていないようです。

しかし、本人も十分理解しているとも思ってないので、もやもやした苦手意識があり、その苦手意識が、問題をじっくり読んで理解した上で式を立てて解くということを無意識に避けているのではないかと思います。つまり、自分が、「距離の問題」を苦手にしていることを意識する前に、問題を終えたいという気持ちがあるだろうということです。

さらに、間違っている問題をきちんと解き直して理解する、という作業も同じ理由で不十分にしているのだろうと思います。実のところこの問題はよくわからないし、嫌だなぁと思えば、やる気も出ないのは仕方がないかもしれません。

このような状況の生徒は、もちろん応用問題は歯が立ちません。さらに問題なのは、多くの「距離」の問題は、時速を分速、時間を分に変換する手順も含むため、正解率はさらに落ちていきます。

「あっ」、時速を分速にするのを忘れた「おしい」と本人は思っているかもしれませんが、「距離」の問題が苦手な生徒の多くは、この変換も苦手な生徒が多く、やはり出てきた数字を適当に掛けたり、割ったりしている可能性が大きと思います。

「小・算「距離」文章題②」に続きます。

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